Photo Book: 奈良での学習遠足「おもてなしと茶の湯」7/26/2020

「お茶というのは、日本では本来薬として飲まれていました。緑が美しい日本庭園を見ながら、身体に良いお茶を飲み、そして心を満たす説法を聞く。心と身体のバランスをとっていたんです。」

“Tea was originally drunk as medicine in Japan. It is good for health and while enjoying it, people admired the beautiful greenery of the Japanese garden and listened to teachings of Buddhism to restore a happy state of mind.

(説法を聞く日本人&海外メンバーさんたち)

心の落ち着きと静けさを楽しもう。創造は深いくつろぎから湧いてくる。

Relish in the calm and stillness. Creativity arises from deep relaxation.

(みんなで初めての茶道体験)

(お茶を泡立てるのって結構難しい)

(心落ち着く美しい日本庭園で)

~ Back Story ~
今回の学習遠足の背景と目的

尾関さん(僧侶):「どうぞ、足を崩して抹茶をお召し上がりください。昔の人はあぐらをかいてお茶を飲んでいたんですよ。」
Leila: 「そうなんですか?」
尾関さん:「女性が茶の湯に参加できるようになる前までは、男性同士の交流の場だったんです。」
Leila: 「そうなんですね!茶道は女性がするものだと思っていました!」
尾関さん:「茶道というのは教えやすいように後々システム化されて普及したもので、もともと日本ではあのようながちがちの tea partyはありませんでした。家にお客様をお招きするのが大好きで、「ちょっとお茶しに来ませんか」と謙虚にお誘いしながら最大限のおもてなしを家でしていたのです。お茶だけでなく、四季の美しさが楽しめるお部屋をどこにしようか考えたり、とてもクリエイティブなものでした。小さな茶室にきつきつの着物を着て、何度もお辞儀をしたり、細かいルールをお客様に押し付けたりすることはありませんでした。」

そう言って茶の湯の歴史を詳しく語って下さった尾関さん。茶道との違いや、昔の日本人はハウスパーティ好きであり、さらに千利休は大阪の堺で凄腕の商売人だったなど、興味深いお話をたくさん聞かせて頂きました。

日本本来の「おもてなし」の心とは。
また形式ばかりに捕らわれず、心で考えることの意義。
慈光院で茶の湯を体験しながら見地を広げていきましょう。